前回、下地処理は、外壁塗装の中でも最も重要な工程のひとつであり、丁寧な作業が美観や耐久性に大きな影響を与えるというお話をさせていただきました。

今回は具体的な下地処理の手法について詳しく説明します。

ひび割れの補修

外壁に生じたひび割れは、そのまま放置すると水分や雨水が浸入し、建物の損傷を引き起こす可能性があります。ひび割れの部分には、耐候性に優れたシーリング材を充填して、ひび割れを埋める補修作業が行われます。これにより、水分の侵入を防ぎ、建物の良好に保つ役割を果たします。

旧塗膜の撤去(ケレン作業)

古い塗膜や汚れ、鉄部のサビを除去する作業をケレンと呼びます。ケレン作業では、専用の工具やヤスリを使用して、外壁表面を丁寧に削り取ります。これにより、新しい塗料が古い塗膜や汚れに密着しやすくなります。特に鉄部のサビを除去することで、建物の耐久性が向上し、塗装の劣化を防ぎます。

サビ処理

鉄部などの金属表面には、サビが発生することがあります。サビがある場合、サビが進行するのを防ぐために、サビ処理剤を使用して下地の調整を行います。サビ処理剤は、サビを中和したり、新しいサビの発生を抑制したりする働きがあります。これにより、塗装面の安定性と耐久性が向上し、美しい仕上がりを実現します。

以上の下地処理工程を丁寧に行うことで、外壁塗装の仕上がりは一層美しく、塗装の耐久性も向上します。適切な技術と材料を用いて下地処理を行うことで、建物の外観と耐久性を確保することができます。