横浜市では毎年、梅雨明けから秋にかけて台風シーズンがやってきます。
海が近い地域では特に潮風による金属の腐食が進みやすく、屋根にサビが出始めるとあっという間に劣化が進行します。
今回ご紹介するのは、横浜市内で行った折半屋根の塗装工事です。台風前のこの時期に施工を決めた理由や、実際の工程を写真付きで詳しくお伝えします。
折半屋根とは?名前は知らなくても実は身近な屋根
「折半屋根(せっぱんやね)」という名前、あまり聞き慣れない方も多いかもしれません。
これは金属板を波状や山形に折り曲げて作られた屋根で、工場や倉庫、店舗の屋根に広く使われています。
強度が高く、軽量で施工もしやすい反面、金属なのでサビや腐食が天敵です。特に横浜市のような海沿い地域では、塩害によって劣化が加速する傾向があります。
台風前に工事を決められた理由
今回ご依頼いただいたお客様は、昨年の台風で屋根の一部にサビが広がっていることに気づき、今年は被害を防ぐために早めのメンテナンスを決断されました。
「去年は強風で雨漏りしそうになって焦った」という経験から、台風前の屋根補強と防錆対策を重視されたそうです。
施工前の状態
まずは施工前の写真をご覧ください。
表面の一部に赤茶色のサビが点在しており、場所によってはコケや汚れも付着していました。
折半屋根は凹凸が多く、雨水やゴミが溜まりやすい形状なので、放置するとサビが屋根全体に広がるリスクがあります。
サビ落としと高圧洗浄
塗装の前に重要なのが下地処理です。
まずはサビ部分をケレン作業(専用工具での研磨)でしっかり落とし、屋根全体を高圧洗浄機で洗い流します。
この工程で、長年の汚れやコケも除去。
塗装は下地の状態で仕上がり寿命が大きく変わるため、この段階で手を抜かないことが重要です。
錆止め・中塗り・上塗り
洗浄後は、防錆効果の高い錆止め塗料を全面に塗布します。
その後、中塗り・上塗りと重ねることで、雨や潮風に強い保護膜が完成します。
今回は、遮熱性能のある塗料を選び、夏場の屋根温度上昇も抑える仕様にしました。
台風対策としての塗装効果
折半屋根塗装は見た目の美しさだけでなく、防水性・耐風性の向上にも直結します。
特に台風時には強風によって雨水が屋根の隙間に入り込みやすくなるため、塗装による防水層は大きな役割を果たします。
また、錆が進行していると屋根材自体が脆くなり、風で一部がめくれる危険もあるため、今回のように早めの対応が安心につながります。
横浜市での屋根メンテナンスのタイミング
横浜市は海風の影響でサビや塩害のリスクが高いエリアです。
折半屋根の場合、10年前後を目安に点検・塗装を検討するのがおすすめです。
特に以下のような症状が出ている場合は、早めの対応が必要です。
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屋根に赤茶色や白い粉状のサビが見える
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雨染みやコケが目立つ
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前回の塗装から10年以上経過している
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台風や強風の後に金属音がする
今回の横浜市での折半屋根塗装は、台風シーズン前の予防メンテナンスとして非常に良いタイミングで行えました。
屋根は普段見えにくい場所ですが、劣化が進んでからでは工事費用や工期も大きくなってしまいます。
台風前のこの時期、ぜひ一度お住まいの屋根を点検してみてください。
当社では無料点検・無料見積もりを行っております。
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